予告編
『最終新幹線の妄想』

<予告編>
 主人公は東京発最終の新幹線に乗り込む。二人がけの席に腰掛け、本を読もうとして、ふと隣を見ると、若い女が泣いていた。彼女はいったい、なぜ泣いているのか。東京を出発し、品川・新横浜と進むが、彼女はずっと泣いている。東京でいったい何があったのか。それとも、これからの行く先に何かが待ち受けているのか。
 東京から京都までの約二時間半を舞台にした、一風変わった物語である。


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